カプセル内視鏡Capsule Endoscopy
苦痛なく大腸・小腸検査ができる
カプセル内視鏡
2014年1月より大腸カプセル内視鏡検査が保険適応となり、大腸を検査する方法の幅が広がりました。
正幸会病院は大阪府下でも数少ない大腸カプセル内視鏡検査を行っている施設です。
痛みなどの苦痛を伴わず精度の高い検査を受けていただけます。
大腸カプセル内視鏡
大腸カプセル内視鏡
(PillCam® COLON 2 カプセル)
記録装置(体に装着します)
撮影画像

カプセル内視鏡は消化管内での移動速度を判断し、遅く進んでいる時には毎秒4フレーム、速く進んでいる時には毎秒35フレームで撮像します。また前後にヘッドカメラを備え、広領域な視野角を得ることができます。
大腸内視鏡検査で病変の見つかった66人のうち、大腸カプセル内視鏡検査では62人(大腸内視鏡検査に対する感度94%)の人に病変を指摘し得たというデータがあります。
※結果の解析のために約10日のお時間をいただきます。
大腸カプセル内視鏡のメリット
- 痛みなどの身体的苦痛がない
- 恥ずかしいなどの精神的苦痛がない
- 両方向からの観察が可能なため腸管の裏側に隠れた病変も観察できる
- 穿孔などの重篤な偶発症はない
- 病変の色調を観察することができる
- 麻酔を使う必要がない
- 放射線の被曝がない
大腸カプセル内視鏡のデメリット
- 下剤の内服量が多い
- 滞留する可能性がある
- 送気や洗浄などができない
- 生検や内視鏡治療はできない
- 通常の大腸内視鏡より費用がかかる
大腸カプセル内視鏡の料金
カプセル内視鏡 | 約30,000円 |
---|
電話でのお問い合わせ:06-6905-8833
小腸カプセル内視鏡について
小腸カプセル内視鏡
(PillCam® SB 3 カプセル)
記録装置(体に装着します)
撮影画像

小腸は長い間にわたって診断することの困難であったため「暗黒の臓器」と言われてきました。しかし近年では小腸にもしばしば病変が存在することがわかってきており、診断のための検査方法の幅が広がってきました。そのうちの一つが小腸カプセル内視鏡検査です。小腸カプセル内視鏡検査は超小型カメラを内蔵した長さ26mm×幅11mmのカプセルを口から飲み込むだけの検査です。カプセル内視鏡はLED光源、バッテリーを内蔵しており、消化管を通過しながら画像を撮影し、画像を記録装置にワイヤレス転送します。医師はこの画像をもとに小腸の診断を行います。結果の解析のために約10日のお時間をいただきます。
この検査は前日の夕食後以降の絶食のみで比較的簡単な前処置のみで検査ができます。当日朝に病院にお越しいただき、外来にて検査を行います。朝にカプセルを内服して機器を装着した後は自由行動で、夕方に再びご来院いただき、機器を取り外します。
小腸カプセル内視鏡のメリット
- 痛みなどの身体的苦痛がない
- 恥ずかしいなどの精神的苦痛がない
- 穿孔などの重篤な偶発症はない
- 病変の色調を観察することができる
- 下剤を飲む必要がなく前処置が楽である
- 麻酔を使う必要がない
- 放射線の被曝がない
小腸カプセル内視鏡のデメリット
- 滞留する可能性がある
- 送気や洗浄などができない
- 生検や内視鏡治療はできない
小腸カプセル内視鏡の料金
カプセル内視鏡 | 約30,000円 |
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電話でのお問い合わせ:06-6905-8833