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院長ブログblog

睡眠時無呼吸症候群の原因は肥満だけじゃない?

睡眠時無呼吸症候群の原因は閉塞性と中枢性の2つにわけられます。


閉塞性睡眠時無呼吸症候群は最も一般的な、大部分を占めるタイプでのどや上気道などが睡眠時に繰り返し塞がることで引き起こされます。


肥満は気道を塞ぎやすくするものですが、加齢や過度の飲酒、睡眠薬の内服などにより気道周辺の筋力の低下によりさらに悪化する事があります。


甲状腺機能低下症や先端巨大症(成長ホルモンの過剰分泌により過度の異常成長をおこす疾患)、脳卒中も気道を閉塞させる原因となります。


扁桃腺が大きいとか重度の噛み合わせの悪さ、下顎が異常に小さい、鼻中隔(鼻の間の軟骨)が曲がっているなど先天的な要因でも閉塞性睡眠時無呼吸症候群の原因となり、のどが狭い、首が太い、頭が丸いといった特徴は家族内で遺伝する傾向もあるようです。


中枢性無呼吸症候群ははるかにまれなタイプで、脳における呼吸を調節する場所(脳幹)に異常があり引き起こされます。閉塞性の場合は気道が閉塞して無呼吸になった場合に呼吸しようとする努力が見られますが、中枢性の場合はその努力が見られません。 中枢性無呼吸症候群は肥満と関係なく起こり、強力な鎮痛薬(オピオイド)の使用や高地にいる場合、また非常にまれですが脳腫瘍でも起こったりする事があります。