カプセル内視鏡(大腸・小腸) | 大阪府門真市 京阪電車古川橋駅 内科・消化器内科・循環器内科・呼吸器内科・放射線科 「医療法人正幸会 正幸会病院」

カプセル内視鏡(大腸・小腸)

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大腸カプセル内視鏡について

2014年1月より大腸カプセル内視鏡検査が保険適応となり、大腸を検査する方法の幅が広がりました。
正幸会病院は大阪府下でも数少ない大腸カプセル内視鏡検査を行っている施設です。

大腸カプセル内視鏡は超小型カメラを内蔵した長さ31.5mm×幅11.6mmのカプセルを口から飲み込むだけの内視鏡検査です。カプセル内視鏡は前後両方向のカメラ、LED光源、バッテリーを内蔵しており、消化管を通過しながら画像を撮影し、画像を記録装置にワイヤレス転送します。医師はこの画像をもとに大腸の診断を行います。結果の解析のために約10日のお時間をいただきます。

~このような方は大腸カプセル内視鏡検査の保険適応になります~

  • 便秘・下痢が続く、繰り返す
  • 便が細くなった気がする
  • 排便後すっきりしない
  • おなかが痛い よく張る感じがある
  • 便潜血反応が1回以上陽性だった
  • 健診で貧血と言われた
  • 40歳以上になった
  • 血便がでる お尻を拭くと紙に血がつく
  • 大腸ポリープを切除したことがある
  • 家族や親族に大腸がんの患者がいる

などの理由で大腸内視鏡検査を受ける必要があって、次の①または②の条件を満たす方

  • ①以前に大腸内視鏡検査を受けたが、癒着などが原因で最深部(盲腸)までスコープが届かなかった、または痛みのため途中で検査を中止した。
  • ①お腹の手術歴、腸の炎症、肥満などの理由で大腸内視鏡の挿入が困難と判断される方。

次のような方は、大腸カプセル内視鏡検査を受けることができません。

  • 消化管狭窄又は狭小化が起こりやすい疾患・病態
  • ペースメーカ・ICD留置の患者

大腸カプセル内視鏡

  • 大腸カプセル内視鏡
    (PillCam® COLON 2 カプセル)
  • 記録装置(体に装着します)

カプセル内視鏡は消化管内での移動速度を判断し、遅く進んでいる時には毎秒4フレーム、速く進んでいる時には毎秒35フレームで撮像します。また前後にヘッドカメラを備え、広領域な視野角を得ることができます。
大腸内視鏡検査で病変の見つかった66人のうち、大腸カプセル内視鏡検査では62人(大腸内視鏡検査に対する感度94%)の人に病変を指摘し得たというデータがあります。

撮影画像

大腸を検査する方法は大腸内視鏡検査をはじめ、注腸造影検査、大腸CT検査などもあります。そこで大腸カプセル内視鏡検査の利点、欠点を挙げるとすれば次のようなことが考えられます。

利点
痛みなどの身体的苦痛がない
恥ずかしいなどの精神的苦痛がない
両方向からの観察が可能なため腸管の裏側に隠れた病変も観察できる
穿孔などの重篤な偶発症はない
病変の色調を観察することができる
麻酔を使う必要がない
放射線の被曝がない
欠点
下剤の内服量が多い
滞留する可能性がある
送気や洗浄などができない
生検や内視鏡治療はできない
費用がかかる(カプセル内視鏡:約3万円、大腸内視鏡:約6000円(3割負担の方))

小腸カプセル内視鏡について

小腸は長い間にわたって診断することの困難であったため「暗黒の臓器」と言われてきました。しかし近年では小腸にもしばしば病変が存在することがわかってきており、診断のための検査方法の幅が広がってきました。そのうちの一つが小腸カプセル内視鏡検査です。

小腸カプセル内視鏡検査は超小型カメラを内蔵した長さ26mm×幅11mmのカプセルを口から飲み込むだけの検査です。カプセル内視鏡はLED光源、バッテリーを内蔵しており、消化管を通過しながら画像を撮影し、画像を記録装置にワイヤレス転送します。医師はこの画像をもとに小腸の診断を行います。結果の解析のために約10日のお時間をいただきます。

この検査は前日の夕食後以降の絶食のみで比較的簡単な前処置のみで検査ができます。当日朝に病院にお越しいただき、外来にて検査を行います。朝にカプセルを内服して機器を装着した後は自由行動で、夕方に再びご来院いただき、機器を取り外します。

~このような方は小腸カプセル内視鏡検査の保険適応になります~

  • クローン病、小腸腫瘍、消化管ポリポーシス、小腸血管性病変、蛋白漏出性腸症、吸収不良症候群、NSAID腸炎、放射線性腸炎などの小腸疾患が既に分かっている方または疑われる方
  • 胃・大腸内視鏡検査で診断のつかない原因不明の消化管出血のある方

ただし、
確定診断済のクローン病、小腸腫瘍 (特に悪性)、NSAID腸炎、放射線性腸炎、腹腔内手術吻合部狭窄などの疾患は消化管狭窄又は狭小化が起こりやすいため、事前にパテンシーカプセルを使用して狭窄がないことを確かめてから検査をします。

小腸カプセル内視鏡

  • 小腸カプセル内視鏡
    (PillCam® SB 3 カプセル)
  • 記録装置(体に装着します)

カプセル内視鏡は消化管内での移動速度を判断し、遅く進んでいる時には毎秒2フレーム、速く進んでいる時には毎秒6フレームで撮像します。

パテンシーカプセル

消化管の狭窄又は狭小化を有する又は疑われる場合に小腸カプセル内視鏡検査前に消化管の開通性を評価するための崩壊性カプセルです。消化管の開通性が確認されれば小腸カプセル内視鏡が可能となります。サイズはPillCam® SB 3 カプセルと同じで、レントゲン検査で確認することができます。

撮影画像

小腸を検査する方法はダブルバルーン小腸内視鏡検査、小腸造影検査などもあります。そこで小腸カプセル内視鏡検査の利点、欠点を挙げるとすれば次のようなことが考えられます。

利点
痛みなどの身体的苦痛がない
恥ずかしいなどの精神的苦痛がない
穿孔などの重篤な偶発症はない
病変の色調を観察することができる
下剤を飲む必要がなく前処置が楽である
麻酔を使う必要がない
放射線の被曝がない
欠点
滞留する可能性がある
送気や洗浄などができない
生検や内視鏡治療はできない

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